2011年3月20日日曜日

そう、俺たちは強い!!

この時期までブログ更新しておりませんでしたが
その間に日本では地震がありました。

今回被災したエリアというのは気仙沼、仙台、松島などは
過去に行ったことのある場所でもあり
また福島県の須賀川は過去に作った石の彫刻がある街で
原発からは60km圏内の場所にあたりとても心配です。

発生から一週間以上経って、東北に住んでいる方以外でも
今何をすべきか、何が出来るのか
いろいろ考えさせられる時間だったかと思います。

関西では先週日曜に節電を呼びかけるメールが横行しました。
今更チェーンメールって、、、とも思いましたが
内容や手段はどうあれ、何か出来ること!をという
善意からの呼びかけであったと思うので
誰が何が悪いとは思いませんが、
何か別の混乱を招く恐れがあったのも事実。

これはニュースにもなり、関西と関東では電圧が違うので
直接100%の電力を東に送ることは出来ないそうで
関西電力は公式に節電を呼びかけてはいません。

しかしそのような発表後の今週、関西では
多くのコンビニなどで看板の電気や
売り場の照明などを控えめにしています。

たとえ直接、被災地に電気を送ることにならなくとも
意識としての「被災地を想う」ことからの節電
という行為に、気持ちが行動に表れているなと思いました。


先週はFacebook上で各国の友人から日本を心配し、励ます
たくさんのメッセージを貰いました。
普段はこちらからメールを送っても
返してくれない人も多いんですがww

そういったメッセージの多くは
「日本人は強いから大丈夫!頑張れ」
(というか頑張ろうぜ~!という意味合い)の内容が多かったです。

みんなが今日本に注目している、
だからこそ世界に誇れる行動をしたいですね。
切迫した状況でもパニックにならないことは
日本人が世界に誇れることだと胸を張っていいと思います。

日本人が大切にしてきたのは
「自分さえよければいいという考えや他の人に迷惑をかけるのは恥」
という文化だと思うし、今後もそれは忘れたくない。

個人の意見を発信できる手段としてのTWITTERでは
わりと重い内容が多い時期かなぁ
と思っていたんですが、
多くの内容は
「事実を伝えつつも不安を煽るニュースサイト」なんかより
前向きで力強いものが目立ちます。

共通しているのは

「俺たちは強い!」
ということ。

明治維新も終戦後もおそらくいろいろなことが
変わっていく時期だったと思いますが

今も「人との繋がりとは」ということや
「防災とは」ということでも
大きく意識が変わる、変える時期かと思います。

日本の首相は
「日本がこの事態を乗り越えることが出来たなら、、、」
という弱気ともとれなくはない言い方をしていましたが

そういう言い方より、この時期だからこそ

「一緒に乗り越えて行こうぜ、俺らなら出来る!
だから頑張ろうぜ」

という言い方でも悪くないのではないかな。


そうそう、イタリアに住む知り合いの娘さんが
ミラノの街中で日本に向けたメッセージを集め
ビデオを作ってくれました。
まさかyoutubeに涙腺をやられそうになる日が来るとはねww



最高に嬉しいです。
目に見えないものだけどパワーを貰うことって
あるんですよね

次に世界のどこかで大きな災害があったとき
我々はその人たちを想って何かしようとすることが出来るか

この機会を通してそんな日本人を目指したいですね